なまけもの活動日記

ゲームや音楽、サブカルチャーがすき。

6/22 科学館・博物館・美術館の館長に聞いてみよう に行ってきた。

  今回の午前中授業がなかったので行ってきました。ヤッター!!時間内には書けなかったけどな!!

 今回参加したのは、

テクノロジー時代の大人の学び~科学館・博物館・美術館の館長に聞いてみよう~

です!初めてのテンジン大学に参加でもあります。科学館・博物館好きなので聞いてみたいな~。と思って行ってみました!

 

 今回の会場は福岡市科学館でした。受付に行くとサブゼミの先輩がスタッフでいてびっくり。あと、このイベントは4人同じテーブルに座り、話したりする場面があるものだったんですが、私がいたグループが前に座られた女性の方と飛びゼミの男性の先輩、そしてなんと同じゼミのIちゃんでした。自己紹介までお互いに同じゼミって気づかなかった。自分の顔と名前覚えるの苦手さに困惑。すごい申し訳ない…。福大率高いなあ。このテーブルが1番学生が多かったように思います。

 

 最初に5分間くらいの映像見たり、準備されたプリント(アンケートと自己紹介)に記入しながら自己紹介。

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↑アンケートこんな感じ

今日はなんで参加したのかとか。あとは日ごろ科学館なんかにどれくらい来ますか?とか。どんな施設ですか?というところの意見交換をしました。どんな施設かって少しづつ違いはあるけど、学生3人はおもしろい・不思議なものがあるとこみたいな感じを書いてるけど、女性のかたは科学館のところにお孫さんと来るところって書いてあって年代によっても見え方が違うのかな~と思いました。

 

 それから少しテクノロジーの解説が司会者さんからあって、⑦以降の質問のところに触れていきました。男性の先輩はキャッシュレスやICTなどを結構使われている方でした。私とIちゃんがSNSはつかうけどICTなどはあまり。女性の方がそれよりちょっと低いぐらい?でした。女性の方が、キャッシュレスとかも最低限しなくちゃいけない、けどあまりわからない、でも絶対に必要。と言われていたのが印象的です。飲食を経営されているらしく、キャッシュレスはお店にもいるし、SNSも使うことで意外な仕事と結びついたりしてるから使えなきいけないといわれていて、実際にお店を持っているからこその重みがありました。でもわからないからこどもとかにきかなきゃいけない、と言われていてうちの親もそうだな…。

 他に、ICTについても話しました。男性の先輩がICTの説明をしてくださって、今回は冷蔵庫で考えました。女性の方は飲食の方なのでICT化してなくてもいいんじゃない?という感じ。私たちは買いたくなるような利点をかんがえることに。

・買い物に行ったときに中に何があるかわかるから、買い間違いない。

・あるものでレシピが出るから、レシピを考えるのが簡単

などが出ました。女性の方はいいね!と言ってくれたと同時に、自分がそれを考えるのが仕事と言われていてそうなんだよな~なくてもいいんだけどあれば便利なんだよなあ~SNSもそうなんだよなあ。5Gになったらもっといろいろできるとはいえ、わからない・なくてもいい(あれば便利だけど)ものがいっぱいでてくるとかんがえたら、どうなんだろう、とおもいました。いいことなんだろうけどわかんないなあ。

 

 

 ここから科学館・博物館・美術館の館長さんと大学の教授のかたのトークセッション。今回は打ち合わせなしのテーマに沿って自由にはなすやつ。

まず博物館の館長さんから。

ジブリのような展示をすることはいかがなものか?という人は内外にいる。

・テクノロジーに対応していると言い切れない。

・今でも来館者がイベントを知る方法は紙

・3Dプリンターが安くなった→さわれない展示品を触れるようになる

・3Dプリンター、ユニバーサルデザインに必要

視覚障害の方は与えられる存在でなく、共同で作っていく存在

 ここで「デジタルデバイドに助けられている」言われていて、確かに紙媒体で情報をえる層も利用する方には多そうだな、と思いました。どちらかといえば、年齢が高い方の方が博物館とか利用しているように思います。

 

デジタルデバイド→①インフォメーションギャップ

         ②情報格差(ツールが使えるか使えないか)

大学教授の方から解説もありました。正しくおぼえておきたいなあ。

 

美術館の館長さん

・ハコとみに来る人をどうつなげる?

・なんでもあり、はやく、コンパクトになった。

アーカイブズ→蓄積するものが増えていく

・わかる人にもわからない人にもいかに提供できるか??その先が問題

何でもできるようになったからこそ、何を伝えたがっているか?何が提供できるのか?

ウワー!!この部分めちゃくちゃ他にも言えるんじゃないかな、と思いました。何を伝えるんだろう。アーカイブス(作品も含む)もこの日のキーワードじゃないかなあと思う。

 

科学館の館長さん

・新しいからフレームにとらわれていない。

・人が育つ科学館にしたい(広くとらえる)

・化学はきっかけに過ぎない

・化学を嫌いでも楽しめるように(その上にオプション)エンターテインメント性〇

VR・AR重要。デジタルで体験できるようになる→楽しい!

 科学館をつくることに関する考えを話してくださいました。伝統がない(うすい?)とエンターテインメント性が受け入れやすいんでしょうか。楽しい!ということを大事にされているなあと感じました。

 

大学教授の方

・館が共通している。

館は人が集い語らい英気を養う場所。伝える=人と人をつなぐ・物事を伝える。

・物事の真実を伝承している。大学もそう

大学にも体育館とか館がつく場所があるといわれて納得。漢字の成り立ちから話されたんですが、そこから考えたことなくてウワー!!すごい!!と思いました…!

 

ここからはかわるがわる話されていたのでまとめて印象に残ったところを。

 

・後世に残していく・アーカイブする

→デジタルコンテンツは最初からアーカイブ。アナログは滅びちゃう

 どう残す?その一つがデジタル。利用すべき。

・デジタルが人の目を超える→リアルでいいのでは?表裏一体。

・やり取り→プロセス

・展示でもよくこんなの残してたな(幼少期の絵・ファックスのやり取り)というのがある。壁なんかに貼るだけのもの。

なぜかみんな読み始める。考えなきゃいけないのはここ。

 進行の方が初めて2回見た映画の裏側をしってぶわってきた、といわれていた。めっちゃわかるし経験あるけどなんでだろう。ここ、個人的に1番引っかかったところです。

学芸員はごみのような得体のしれないものに名前を付ける。情報のアーカイブと意味を見出す意味づけのアーカイブ

・引き継いでいきたいものが現れる。意味づけだけでなく価値を創造する。ポップ・サブカルチャーだっていい。

アーカイビング=プロセスの検証。なんでそういうものができた?資料がないと検証できない

・裏側を見ようとしてない。理解できると見方が変わる。

・インターネットの負の側面、真理と嘘が併存。嘘は今まで重要じゃなかったけど今はそうじゃない。

プロセスをしっていくことはすべての世界に共通して重要。

・本物に触れた時の心の揺らぎ

・大人の学び→楽しみが重要。嘘情報に流されないこと。

・美術館はリニューアルでつく人間の自由度を上げたい。作品を見なくてもいい。利用方法をゆだねている。

・サードプレイス→人の軸・知恵が広がる。いろんな使い方をしてほしい。

・テクノロジーで乗り越えられることが増える。障害がある方の制約も乗り越えられるし、展示物だけでなく、ガラッと変わる。

・見直すとおかしいところがいっぱい。変えないといけないところも。

議事録↓

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 最後にグループできになったところとかを話し合いました。個人的に 気になったのは、アーカイブとプロセス。特にプロセスについてです。プロセスが大事だとはおもったんですがそれはなんで?なんか、博物館に行ったときに私結構全部読んでじっくり見るタイプなんですが、歴史とかを知ってるもの(教科書で見た)金印や将軍の資料を見るときの方が、よくわからない土器とか見るよりウワー!!って思う感じなのかな~と。プロセス(歴史?)を知ってるからそう思うみたいな…。上の映画はプロセスを知ることでだったから…なんか…こんな感じなのでは??と思いました。なんで人は感動するの?感動とは?みたいな疑問も出てきました。難しい。女性が人の手が入ってるからこそ感動するのでは?デジタル化するとここがなくなるかも、って言われていたの聞いて、もっと考えてみたいと思いました。難しい~!!

 

 いっぱいいっぱいでしたが貴重なお話が聞けて良かったです軽い感じで行ったけど、思った以上にいろいろ考えることをもらったような気がします。あと、女性のかたが日ごろ話さない年代と話せてよかった、と言われていて、そうだなあとおもったのでまたこういう年代が違う人と意見交換ができる場があればしてみたいなあ。